パラレルワールド(並行世界)
1度は耳にしたことのあるワードだと思いますが、あなたはパラレルワールドがどんな世界だと思っていますか?
- 転生できる異世界
- もう1つの地球
- ほとんど同じだけど少し違う世界
- 違う自分のいる世界
- 四次元
こんな感じでしょうか。
もしかしたら、あなたが思うパラレルワールドとは、少し違っているかもしれません。
今回は、パラレルワールドがどんな世界なのか、パラレルワールドの証拠、パラレルワールドに行った経験談などから、パラレルワールドが何たるかを検証していきたいと思います。
最後までお読みになったら、パラレルワールドの見方が変わり、もっと身近に感じることができるかもしれませんよ。^^
パラレルワールドとは
パラレルワールドは、日本語では並行世界と呼ばれ、「ある時点から分岐し、それに並行して存在する別の世界」です。
分岐とは何でしょうか。
例えばあなたが朝起きて、白いTシャツと青いTシャツのどちらを着ようか迷い、「今日は白にしよう」と白いTシャツを選んだとします。
その時点で、白いTシャツを選んだ世界とは別の、”青いTシャツを選んだ世界” が作られました。
つまりこの場合の分岐は、Tシャツを選んだ時となります。
このように、ほんの些細な分岐から、多くの世界が作り出される。
これがパラレルワールド(並行世界)です。
このことから、パラレルワールドは1つではないことがわかりますね。
1人ひとりの一瞬一瞬の分岐で作られる新たな世界は、無限に広がっていく感じです。
このように聞くと、パラレルワールドは無限に横へと広がっているイメージを持つかもしれませんね。
今この世界にいる私を中心に
- 理想の彼氏がいる私
- 仕事で大成功している私
- 大富豪になっている私
- バツイチになっている私
- 子どもを産んでいる私
- 宝くじが大当たりした私
などなど様々な私がいて、その私は全部実在しています。
そして、その世界は今この瞬間の横の広がりだけではなく、縦にも重なり合っています。
イメージしにくいですね。
もう少しかみ砕きましょうか。
仮想現実の回で、過去も未来も存在せず、現在しかないというお話をしましたね。
この世界には過去も未来も存在せず、過去の記憶も今作られました。
現在のあなたの行動が未来へと繋がります。
つまり、今行動している現在を生きているだけなのです。
引き寄せの法則も同じです。
理想の未来を思い描き、今行動することで、思い描いた理想の世界を引き寄せることができるのです。
そしてその理想の未来こそ、今作られたパラレルワールドに他なりません。
理想の未来は、思い描いた今作られたパラレルワールド。
もちろん理想が叶わなかった未来も同時に作られ、あなたが不安を感じたり、達成できないと感じれば、理想が叶わなかった未来へと到達するでしょう。
未来へ到達すると言うと、「やっぱり未来あるじゃん!」と思ってしまいますが、残念ながら私たちは3次元の住人なので、3次元の時間の概念に左右されてしまいます。
本当はなくてもあるように感じるよう、プログラミングされているんですね。
では、3次元ではない多次元ではどうでしょうか。
私たちは3次元に存在していますが、同時に4次元にも5次元にも存在しています。
それを感知できないのは仕様なので仕方がないのですが、感知できる方もいますね。
高次の存在からメッセージを受け取ることができるチャネラーさんたちがそうです。
キリストや仏陀もチャネラーだったという説もありますね。
このように、パラレルワールドは縦にも横にも斜めにも無限に広がっているのです。
なんとなくイメージできましたでしょうか。
パラレルワールドの科学的根拠
パラレルワールドなんて、ただの幻想でしょ!
と思っている方も多いと思いますが、多くの科学者がパラレルワールドについての研究をしています。
量子力学の研究が進むにつれ、物理学が立ち往生していると語る物理学者もいます。
米・カリフォルニア工科大学物理学部の理論物理学教授で、これまでに5つの著作を持つショーン・キャロル氏は、「パラレルワールドは存在するか」との問いに「YES」と答えています。
彼の著作「Something Deeply Hidden: Quantum Worlds and the Emergence of Spacetime」の中でキャロル氏は、一般的な物理学と量子力学を“統合”する必要はないと示唆しています。
それはなぜかと言えば、量子力学はこの世の“真実”であるからだとのこと。
「想像した世界が存在するということではありません。(パラレルワールドが生まれる為には)従わなければならない方程式、物理的ルール、パターンがほかにもまだあります。
従うことで存在が可能である代替世界(パラレルワールド)が実現します。
しかし、そのすべてが生成されるわけではありません」(キャロル氏)
このように、パラレルワールドが存在すると断言している著名な理論物理学者が実際にいます。
そして、それはキャロル氏だけではなく、多くの学者が研究している分野なのです。
シュレーディンガーの猫
量子力学については、まだまだ知らない人も多いかもしれません。
「この世は仮想現実世界」はかなりの信憑性でも2重スリット実験で少し触れましたが、今回はシュレーディンガーの猫というのをご紹介します。
(シュレーディンガーの猫)
猫を、放射性元素のある密閉した箱の中に入れる。
1時間で放射線が放出される確率は50%。
放射線が放出されると猫は死に至る。
箱の中は「放射線が放出されずに猫が生きている」「放射線が放出されて猫が死んでいる」という50%ずつの重ね合わせの状態。
観測者が箱を開けるまで、猫の生死は決定していないとされる。
シュレーディンガーさんは、箱を開けるまでは、生きている猫の状態と死んだ猫の状態が重なり合って存在しているとしました。
これはすなわち、パラレルワールドが存在している可能性を示唆していますね。
なおこの実験は、実際の猫で行ったのではないとのことですので、ご安心を。^^
パラレルワールドの証拠
世の中には私たちの理解を超える、不思議な出来事が数多く存在します。
多くは故意に合成したりする”やらせ”と言われていますが、中にはどうにも不可解なものもあります。
やらせに惑わされず、真実を見抜く目を持つ必要があるかもしれませんね。
というわけで、パラレルワールドが存在する証拠の品々を紹介していきましょう。
マンデラエフェクト(マンデラ効果)
あなたは、マンデラエフェクト、マンデラ効果という言葉を聞いたことがありますか?
おそらくこのマンデラエフェクトが、1番身近にパラレルワールドを実感できるのではないかと思います。
マンデラエフェクト(マンデラ効果)は、南アフリカ元大統領 ネルソン・マンデラが、1980年に獄中死したという記憶を持つ人が多数存在したことに由来します。
実際には、マンデラが亡くなったのは2013年です。
このように大勢の人が事実と異なる記憶を持つという現象、これがマンデラエフェクトといわれるものです。
そうなんです。
私もいくつか覚えのない記憶や、確かにあったものがなくなっていたり、逆になかったものがあったりすることがあります。
今までは特に気にすることもなかった為に見過ごしていた事実に気付くと、改めてパラレルワールドが実在するのだと実感します。
(マンデラエフェクト一例)青線が正解
- ピカチュウのしっぽ:全部黄色 or 先っぽが黒(白という人もいる)
- ミッキーマウス:サスペンダーをしている or していない
- キットカット:kit-kat or kit kat
- スターウォーズのC-3PO:全身金色 or 右足半分下が銀色
- おさるのジョージ:しっぽがある or ない
他にも、たくさんあります。
漢字の一画が突き抜けていなかったはずが、いつの間にか突き抜けている。
大陸や島の位置が違う。(オーストラリアはもっと海の真ん中でしたよね?)
放映されていない回を見た。(ドラえもん、ラピュタなど)
気になる方は検索してください。驚きますよ~
私個人も、意識し出すようになってからは結構マンデラしてますw
誰も見覚えのない30cm定規が普通にあって、しかも使い込まれている。
毛抜きの大きさが変わった。(かなりでかい)
閉店したはずの店が普通に開いてた。 等々。
気のせいで済ましていたことが、実はマンデラエフェクトだったってことが必ずあります。
もう断言できますよ。^^
まぁ日々、数えきれないほどの分岐があって、その都度パラレルワールドが作られて、知らない間に違う世界に異動しているなら、マンデラエフェクトなんてあって当たり前ですよね~
存在しない国から来た男
1954年7月、羽田空港に1人のビジネスマンが来日した。
男は”トレド王国”というこの世界には存在しない国のパスポートを持っていた。
男が言うには、トレド王国は約千年前に建国され、長く豊かな歴史を持つ国で、公用語はフランス語。
彼自身も、フランス語・日本語、それ以外にも数ヵ国語を話すことができ、日本とは約10年に渡り事業関係にあるとのこと。
今回は3度目の来日で、パスポートにも確かに正式な入国スタンプが捺印されていることが確認されたが、彼が予約したホテルも会社も存在しなかった。
入国管理官が彼に世界地図を手渡しトレド王国の場所を尋ねると、イベリア半島のフランスとスペインの国境近くにあるアンドラ公国を指差すが、アンドラという国は聞いたことがないとのこと。
彼は地図に自分の国が記されていないことに、驚愕を隠せなかった。
8時間にも及び取り調べを受けた男は、疲れ切った表情で入国管理官が用意したホテルへ泊まることとなったが、夜通し見張りを付けていたにもかかわらず、翌朝部屋を確認した時には忽然と姿を消していたという。
昭和65年発行の1万円硬貨
2017年3月、北海道函館のコンビニで詐欺容疑で逮捕された男がいた。
男がコンビニの支払いで普通に使おうとしたお金が、なんと昭和65年発行の1万円硬貨だった。
この硬貨を所管の警察が分析・検査した所、財務省造幣局と遜色ないほどに精巧に作られており、希少な金属が使われていたそうだが、「いたずら目的で作られた偽物」ということで処理されている。
この、昭和65年発行の1万円硬貨を使った事件は1件だけではない。
2012年5月、茨城県つくば市内のコンビニでも同じ硬貨が使われている。
この世界では、知っての通り昭和65年は存在せず、1万円硬貨など記念硬貨以外には見たこともない。
”この世界の人間なら” 昭和65年発行の1万円硬貨など使えるはずがないことは知っているし、まず本気で使おうとは思わないだろう。
ところが、この男は「使えると思った」と供述しているのだ。
もし、この男が昭和65年発行の1万円硬貨が流通している世界にいたのなら、このお金は使えて当然ですね。
この世界ではすぐにバレる嘘でも、彼にとっては日常の一コマに過ぎないはずだったのです。
これは、8分違いのパラレルワールドとして有名な話です。
8分違いのパラレルワールドとこの世界との関係は、どちらか片方が8分進んでいて、もう片方が遅れているという関係ではなく、2つの世界は純粋に8分間だけ違っていて、でも早いでも遅いでもない。ただズレているんだそうです。
パラレルワールドから持ち帰ったビートルズの楽曲
2009年9月、カリフォルニア州に住んでいたジェームズ・リチャードは、ドライブ中に愛犬のトイレの為に車を停車させた。
犬が用を足した後、ウサギを追い掛けていったので、捕まえようと走った際に転倒。
気が付くと、見たこともない機械が置かれた部屋で治療されていたという。
助けたのはジョナスと名乗る人物。
彼が言うには、今いるのはパラレル・アース(並行地球)で、その世界では、50年代に宇宙のことを調べるか、パラレルワールドのことを調べるかとなった時、パラレルワールドに力を入れることとなり、今ではパラレルワールドに旅行する人がたくさんいるとのこと。
ジェームズはジョナスから、その世界の食べ物や文化、技術などの話を聞いたが、特に興味深かったのは音楽の世界。
なんと、ジョン・レノンとジョージ・ハリソンはいまだに健在で、ビートルズは解散していないという。
その世界ではCDはあまり普及しておらず、カセットテープが主流。
そのテープをコピーしてくれないかと伝えたところ、ジョナスがいい顔をしなかった為、隙をついてポケットに突っ込み、こちらの世界へ持ち帰ったという。
パラレルワールドから持ち帰ったビートルズの楽曲
The Beatles – Everyday Chemistry (Full Album)
続きはパラレルワールド説 科学的にも決定か!?(後編)でお楽しみくださいませ。